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モノ

柿バター
(奈良県五條市)

ふるさと名品の概要

販販売者(社):石井物産株式会社
商品価格:648円
発売開始時期:2016年6月~ 自社サイト、47CLUBサイトでの販売を開始。

PRポイント

①奈良特産の「柿」をシンプルにつかった柿バターで、柿の持つ旨味とバターのコクのバランスが絶妙。
②和のイメージが強く若年層のニーズの少ない柿を使って、敢えて洋の代名詞ともいえる人気のフルーツ系バターに商品化したことで、柿のイメージを変えることに成功した。
③甘みのあるフルーツバターだがお菓子つくりだけでなく、肉料理のソースや煮込み料理の隠し味などアイデア次第で色々な用途に応じて使用可能で、関東の高級スーパーなどにも取引されるようになった。
④色合いも鮮やかなサイコロ状のざく切り柿が視覚的に食欲をそそることで、香りや風味に乏しいフルーツである「柿」の弱点を打ち消している
⑤「キズ柿は、安く取引されてしまい、農家の経営を圧迫している。付加価値をつけるための商品を作ることができないか」「柿をより身近な食材として日頃から接する機会を設けることができないか」という日本唯一の柿専門店ならではの視点で商品開発した。実際に「柿を日常に取り入れる」ことを一番の目的に作られたこの商品は、奈良特産の「柿」を世に広めていくとともに、地元の農家の経営をも救う商品となっている。

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審査員コメント

  • 古田 秘馬氏
    「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員長

    こちらは審査の基準でもある意外性という部分とともにわかりやすさと思わず味見をしてみたくなるようなネーミング。どんな味なんだろう?という想像を掻き立てる商品づくりはとても重要な要素です。そしてその期待を遥かに超える味のクオリティも大賞にふさわしい逸品です。
  • 和田 明日香氏
    食育インストラクター

    この柿バター、本当に美味しくて、もう、私の知ってる柿ではなかったです。審査会の時にも白ワインに合うんじゃないかとか、いや日本酒じゃないかと、大盛り上がりでした。ひとくち食べるとみんながファンになる、そんな名品なんだと思います。PR動画の中でも「柿を科学する」と仰っていましたが、真摯に食材を研究された素晴らしい賜物です。これからも産地として柿を守り続けていただいて、私たちに美味しいものを届けてください。本当におめでとうございました。
 
総合評価
26.4点/30点
評価項目
狙い(10点)わかりやすさ、アイデアの新しさ
内容(10点)誰もが欲しい(会いたい)と思うか、写真映え、ストーリー性
効果(10点)人と共有したくなるか、将来性、地方創生への貢献度

授賞式の様子