地域商社協議会

ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員会
内閣官房 デジタル田園都市国家構想実現会議事務局
農林水産省 経済産業省

第6回地域商社協議会 
2017年7月25日実施

協議会の様子(記録動画)

協議会でのプレゼン・討論の様子(式次第)

ご挨拶 四国経済産業局産業部長 由佐信次 様
地域には、魅力はあるが売り方が思うに及ばず眠っている産品が数多くあるが、四国には、これらの産品に付加価値を付け加えながら市場を切り開いていく地域商社が数多く存在していると思います。このセミナーが皆様のネットワーク作りに役立てば幸いです。とご挨拶いただきました。

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ご挨拶 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 参事官 佐合様
地域資源を活用し、地域の課題を解決する地域商社は、特定の定義や枠にはめるべきものではないが、大事なのはビジネスとして自立すること。ただ、各地には素晴らしい資源があるので、市場のセグメントを見極めて売っていけば、損益分岐点の高い大手流通企業では難しくても、地域商社ならば十分に高い利益率を上げられるのではないか。民間主導でしっかり稼げる仕組みを作り、利益の一部を地域に還元し、行政はその取り組みのバックアップを行っていくことが必要である、とお話し頂きました。

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基調講演
第5回東京開催でも基調講演をしてくださった、四万十ドラマ・畦地代表が地元四国でもお話してくださいました。23年間の経験より、商品開発や地域商社に最も重要な要素は、①誰が<キーパーソン>②何を<モチベーション>③どうやるのか<考え方>と解きました。
調査報告「域内商社機能による産業活性化調査」について
日本政策投資銀行・日本経済研究所が行った、地域商社に関する調査事業の報告をしていただきました。調査報告では、今なぜ地域商社が必要なのか、地域商社の機能とは、といった内容をまとめています。ぜひ一度、ご覧ください!
パネルディスカション
今回のパネルディスカッションでは、モデレーターにふるさと名品 OTY実行委員長の古田氏、自治体を代表して三豊市横山市長、民間企業として地元高松の三越社長辻村様、地域商社を運営しているながと物産合同会社の山本様、北海道neethの石井様と、農水省より河原氏をお迎えして「地域商社とは?今、地域に何が求められているのか」をそれぞれの立場よりお話頂きました。

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立上げ期の地域商社事例とその課題について
今回は、地元四国ですでに活躍している2事業者、また、現在地域商社の立ち上げに取り組んでいる他地域の事例3者に、地域商社事業の取組のきっかけや、立ち上げ時に実際に苦労された点を赤裸々にお話いただきました。聴衆のみなさんも、興味津々です。

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企業プレゼン
民間企業2社よりそれぞれの企業の強みを生かしたサービスの紹介がありました。一つは海外への販路拡大のサービスで、海外を知らない生産者でもチャレンジできる支援内容でした。もう一つは、地域のヒト・モノ・コトをコンテンツにして広く発信する方法に関してでした。民間企業が行っている地方創生ビジネスを知るいい機会となりました。
少人数セッション
地域商社を立ち上げた方がファシリテーターとなり3グループにわかれ、立ち上げ時の課題や、地域の可能性について生の話が披露されました。なかでもおばちゃんが地元の栗で作ったお菓子が一日1,000個の売上が出ている事例から、地域資源にいかに付加価値をつけていくかが重要との話に、参加者は興味深々でした。
クロージングトーク
社会構造が変わっている中、2020年以降の地域づくりはどうあるべきか?少人数セッションで議論された各チームの内容をアンバサダーの方を中心に発表頂きました。これまでの協議会のテーマでもあった「人」や「金」など課題は山積みですが、現場にしか答えはない!と力強いお言葉が飛びました。

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協議会後の懇親会の様子

今回の懇親会でも、名産品のPRを兼ねて、地域のお酒をご提供いただきました。
【滋賀県東近江市PR商品:純米吟醸「ぷくぶく」】
【石川県羽咋市PR商品:自然栽培純米酒「唐戸山」】
【岡山県赤磐市PR商品:白桃の贅沢を味わう「清水白桃」】
【香川県三豊市】PR商品

開催概要

日時
2017年7月25日(13:00~17:30)
場所
仁尾町文化会館
参加者
地域関係者152名
(内、自治体関係者81名)
在京企業21名の総計173名
現地視察

協議会の翌日、三豊市主催で市内の視察を実施いたしました。三豊市の課題でもある多品種小ロットである農産物の生産現場、販売の現場、加工商品、うどん店、製麺機メーカー、観光スポットなどを12名で訪れました。参加者の皆様からは非常に満足度が高いとご好評を頂きました。