地域商社協議会

ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員会
内閣官房 デジタル田園都市国家構想実現会議事務局
農林水産省 経済産業省

設立背景と運営主体

民間企業主体により構成される「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」実行委員会は、同表彰制度の実施運営を通じ、地域名品とそれを支えるヒト・モノ・コトを支援する取り組みを2015年より開始し、推進してまいりました。他方、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局は、地域資源の市場開拓の司令塔である「地域商社」機能の設立と普及に向け、取り組みを推進しております。いずれの取組みも、地域の将来を支える名品等の地域資源を最大限生かした市場の開拓を目指していることから、実行委員会及び内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局は、市場開拓の司令塔を目指す「地域商社」の設立・普及と、その効果的な事業展開をめざし、官民共同にて実施運営する「地域商社協議会」を設立いたしました。

第13回地域商社協議会(広島開催) 
2019年12月10日(火)実施


開催概要


日時
2019年12月10日(火) 13:00~18:00(開場12:30)<無料>
場所
ひろしまハイビル21 17階会議室
〒730-0022 広島県広島市中区銀山町3-1
定員
先着100名
主催
地域商社協議会西日本ver.
ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員会
内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局、
農林水産省、経済産業省、中国経済産業局
※終了後に「KIRO 広島 -THE SHARE HOTELS-」にて交流懇親会を実施予定
(会費3,000円) 開催概要詳細

2019年12月10日、ひろしまハイビル21において、地域商社協議会西日本ver.、ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員会、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局、農林水産省、経済産業省、中国経済産業局のご協力のもと、ふるさと名品オブ・ザ・イヤー「第13回地域商社協議会」を開催いたしました。


これまでの地域商社協議会では、地域商社事業の⽴ち上げフェーズ、成⻑フェーズ、ファイナンス、観光と 地域商社、販路の海外展開など様々な⾓度からテーマを持って、地域が⼀体化して地域の外から「外貨」を稼 いでいくための議論を開催してきました。 第13回⽬となる今回の地域商社協議会は、「地域商社協議会⻄⽇本ver.」が活動している中国地域に舞台を移し、多様な取組事例を基に、「地域の課題解決と持続的な地域経済活動を両⽴させる」ことをテーマに活発な議論が繰り広げられました。
はじめに、中国経済産業局産業部長 中山光治様、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部 事務局次長 田川和幸よりご挨拶したのち、地域商社協議会西日本ver. プロジェクトマネージャー 阿部憲三様、ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員長の古田秘馬より今回の地域商社協議会の趣旨、概要を説明いたしました。

続いて、「地域の課題解決と持続的な地域経済活動を両⽴させる」をテーマに以下の企業様に事例発表いただきました。各社の事例を聞いていただいた後の少人数グループディスカッションでは、事例発表のプレゼンテーションで興味を持った発表者のグループに別れていただき、事例発表者と参加者との間で活発なディスカッションおよび意見交換がなされました。



【事例発表者様】
(1)農産物の地域内中規模流通を⾏う地域商社
 (有)漂流岡⼭ 代表取締役 阿部 憲三

  

(2)農産物の地域外中規模流通を⾏う地域商社
 (株)アップクオリティ 代表取締役 泉川 ⼤
  三菱地所(株) 新事業創造部 担当部⻑ 井上 成

  

(3)離島で地域雇⽤をつくる地域商社
  東シナ海の⼩さな島ブランド(株) 代表取締役 ⼭下 賢太

  

(4)地域の体験価値をつくる地域商社
 (株)STU 代表取締役 坂井 修⼀朗
  UDON HOUSE 瀬⼾内ワークス(株) 代表取締役 原⽥ 佳南⼦


(5)地域の価値を提案・発信する地域商社
 (株) リビタ 取締役 ホテル事業部⻑ 中瀨 真実
 (有) いっとく 代表取締役 ⼭根 浩揮

  

(6)地域価値とのつながりを持つ企業
  ⻄⽇本旅客鉄道(株) 広島⽀社 地域共⽣室 室⻑ 南條 兼⼈

  以下、ふるさと名品オブ・ザ・イヤー実⾏委員会 参加企業
 (株) JTB 法⼈事業本部 事業推進部⻑ ⼤⾕ 聡
 (株) イトーヨーカ堂 ⾷品事業部地域担当総括マネジャー(⻄⽇本)中村 哲⼠
 (株) テレビ東京ダイレクト 番組プロデューサー ⽥中雄⼀ 地域企業   

  

(7)地域商社の⼈材サポート
  JOINS(株) 代表取締役 猪尾 愛隆

  


最後に、ふるさと名品オブ・ザ・イヤーの参加企業であるドゥ・ハウスによるプレゼン発表をおこない、実行委員会よりふるさと名品オブ・ザ・イヤーの今年度のエントリー募集の説明を行い、その後、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局の清水美穂より、地域商社の皆様のビジネス推進および拡大の観点から政府の支援制度の紹介をいただきました。
  

本協議会の締めとして、地域商社協議会西日本ver. プロジェクトマネージャー 阿部憲三様とふるさと名品オブ・ザ・イヤー実行委員長の古田秘馬が再登壇し、それぞれのグループディスカッションの内容に関しての振り返りを行い、地域経済活動を活性化していく上で様々なアプローチがあるとともに、地域商社の役割や可能性について全体共有して終了いたしました。

協議会終了後の懇親会では、多数の地域商社の方にご参加いただき、参加者同士の意見交換、交流が行われ、新たな事業の可能性も芽吹く形で、全プログラムが滞りなく終了いたしました。



各回の主なテーマ (パネルディスカッションテーマ)

2015年度

セミナー  地方創生推進交付金 実質的かつ効果的活用法のセミナー

2016年度

第1回  事業の立ち上げ・地域ブランディング・地域外市場開拓
第2回  地域と海外を結ぶ事業展開~国内市場展開への示唆
第3回  地域商社事業の新展開~設立の方向性と支援環境
第4回  地域商社事業のプロデュース~主としてファイナンス面から
第5回  地域商社トップに求められるもの/海外市場展開を考える

2017年度

第6回  立上げ期の地域商社事例とその課題について(香川県三豊市開催)
第7回  農業・観光連携型&インバウンド連携型モデル(北海道帯広市開催)
第8回  地域商社事業のグローバル展開(沖縄県宜野湾市開催)
第9回  地域商社事業の必要性とスタートアップ

2018年度

第10回  地域商社間のつながり
第11回  行政職員と民間プレイヤーの連携とその方法