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2019年度

「地方創生賞(名品部門)」

名品部門EARTH Hiroshima 折り鶴再生紙グッズ
広島県広島市

概要

【広島発のPeaceブランド EARTH Hiroshima】コンセプトは、-世界はみんな繋がっている-「ひとつながりの地球」。広島には、高い技術を持つ製造業やクリエイターが多く存在します。一方、新しいことに挑戦したくてもノウハウがなく一歩を踏み出せずにいる企業も少なくありません。そのような企業とクリエイターを繋ぎ、広島ならではの商品を企画開発。販売までトータルプロデュースし、地場企業の発展に貢献しています。また、イタリアの酒造メーカー「ボッテガ社」とのコラボレーション企画では、収益の全てを広島市の平和推進事業へ寄付するなど、平和の想いを届ける商品としても様々な取り組みを実施してきました。本事業は、中国経済産業局「JAPAN ブランド育成支援事業」や広島市「デザイン活用によるブランド構築支援事業補助金」の支援対象として認められており、現在、平和記念資料館ミュージアムショップを含む広島市内39店舗の土産販売店でお取り扱いいただいています。また、2018年にはパリ、ミラノでの販路を開拓。今後もより多くの人へ平和の想いを届けるべく、全国、海外への拡大を目指しています。

【EARTH Hiroshima折り鶴再生紙グッズ】広島市内に位置する平和記念公園には、平和を願って、世界各地から年間約1千万羽もの折り鶴が贈られています。この折り鶴に託された想いを昇華し、継承していくための取り組みとして、折り鶴を再利用する「折り鶴再生紙」が誕生。私たちは、この「折り鶴再生紙」を多くの人に愛されるグッズとして生まれ変わらせ、平和への想いを世界へと広げるべく、新しい価値の創造に取り組んでいます。これまで数々の地場企業やクリエイターとのタッグにより、両者の良さを活かした商品を生み出してきました。

【コラボレーション例】<折り鶴再生紙一筆箋>デザイン:有限会社ペンギングラフィックス、制作:第一美術印刷株式会社/折り鶴や地球、広島の街並みなどをモチーフにしたカジュアルな絵柄8種類セット。<折り鶴再生紙ノート>デザイン:対馬デザイン事務所、制作:第一美術印刷株式会社/想いが集まるという意味を込め、広島らしいもみじ等のモチーフが集合し、平和の象徴である鳩が未来へ羽ばたく姿をデザイン。<折り鶴再生紙アロマディフューザー Peace/Love>デザイン:HEREDIA KOMIYAMA、香りデザイン:株式会社KAORILOGO、制作:株式会社河内/折り鶴再生紙をひとつひとつ折り込み、日本の花として愛される桜の花を繊細に表現。

PRポイント

PRポイント①:地域を元気にするプロジェクトであること/平和記念公園へ贈られた折り鶴は、一定期間保管された後、授産施設で障がい者の方々によって一羽一羽解体、不要物や色を選別した後に、「折り鶴再生紙」へと生まれ変わります。また、「折り鶴再生紙」を活用したEARTH Hiroshimaのグッズには、製造業やクリエイターが連携、また製品化の過程では障害者や主婦の内職と、多様な人が得意分野を活かしながら関わっています。私たちは、まだ広島県外では知る人の少ない「折り鶴再生紙」を、全国、海外へと通用するグッズとして生まれ変わらせ、より多くの人に手にとってもらうことで雇用を生み出し、地域経済の発展に貢献していきます。

PRポイント②:エコ商品であること/全国から平和への願いを込めて平和記念公園へ贈られる、年間約1千万羽(約10t)もの折り鶴たち。再生紙となった折り鶴に、新たなデザイン価値をつけて生まれ変わらせた折り鶴再生紙グッズは、「エシカル消費」という考え方が世界中で注目される中、近年消費者に支持され始めているエコ商品です。

PRポイント③:世界共通の想いである「平和」を伝える商品であること/世界遺産「原爆ドーム」を抱える中四国最大の観光都市であり、多くの外国人観光客が訪れる、平和の象徴広島。かつて、75年間は草木も生えないだろうと言われたことが嘘のように、水と緑に恵まれ、活力あるまちに復興しました。そんな広島の歴史と、折り鶴に託された想いを昇華し、明るい未来に向け、次の世代にも継承していきたいという想いを、折り鶴再生紙グッズに込めています。

PRポイント④:今だからこそEARTH Hiroshimaを広める意義があるということ/平和を願って広島県へ観光に訪れる人数は年々増加しており、特に2017年における外国人観光客数は約243.3万人、外国人の延べ宿泊客数については、伸び率(H29/H23)が全国の4.3倍を大きく上回る5.5倍で推移。来年には東京2020も控えており、さらに多くの方が広島を訪れることが予想されます。この2020年は、EARTH Hiroshimaのグッズたちを通して、より多くの人に平和の想いと「ひとつながりの地球」を感じていただく大きな機会になると思っています。


参考サイト