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2018年度

「政策奨励賞」

政策竹スピーカーKaguya
和歌山県和歌山市

概要

⽵スピーカーは約10年前にさかのぼります私が個⼈的にお世話になっている和歌⼭市内の⽵林の持ち主が年配の⼥性で、⽵林のお⼿⼊れが重労働で苦労している、と聞き、私と友⼈でお⼿伝いすることにしました最近では全国的に⽵が利⽤されなくなり、⽵林の⼿⼊れが出来なくて放置⽵林として問題になっている様ですその処分する⽵を⼀部いただいてきて、それをスピーカーにしたのが⽵スピーカーの始まりでした当時、⾳は良かったのですが、折⾓作ったスピーカーのほとんどが、しばらくして割れてしまいました⾳を聴いて、欲しいと⾔う⽅が何⼈か居たのですが、割れては商品にならないと⾔うことで和歌⼭市の市⺠協働事業に採⽤していただいて、市⺠に呼びかけ、⽵林整備をしてその⽵でスピーカーを作りましょうと⾔う活動をしていましたその時に作った16本の⽵スピーカーを、今も様々な地域のイベント等で活⽤しています製品化の⽅法を模索している中、⼭形県の⽵加⼯業者の⽅から燻した⽵、乾留⽵は割れないから試して欲しいと連絡があり、それで割れの問題は解決しましたしかし、⼭形には太い⽵が無く、こちらから太い⽵を送って燻してもらい、それでスピーカーを作っています⾳響的にも試⾏錯誤して、新しい⾳響構造を考え着きました乾留⽵とその⾳響構造で、今までに無いスピーカーを作りだすことが出来ましたそれをKaguyaとして商標登録しました2011年、和歌⼭県の「⼀社⼀元気技術」として認定していただきました2013年、和歌⼭市「新商品によるチャレンジ企業」認定2017年、和歌⼭県「プレミア和歌⼭」奨励賞受賞県の⼯業技術センターや発明協会等のご⽀援をいただき、デザイン、性能共に改良を重ね今に⾄っていますこの数年、和歌⼭ローカルのテレビ新聞ラジオなどで何度も紹介していただき、市や県のイベントにも参加させていただいて、和歌⼭での認知度は上がってきているのですが、残念ながら、全国的にはほとんど知られていません⼀度、実物を⾒て聴いていただくと、皆さんその⾳の良さ、形のユニークさに驚かれるのですが、全国的に多くの⽅に知っていただいて体験していただくことが出来ていない現状です実際、⾒て、聴いていただくと今までに経験したことが無い魅⼒的な製品であると確信しています

PRポイント

シンプル(誰もがわかる)⽵スピーカーKaguyaは⾃然の⽵を燻してそのままの形でスピーカーのエンクロージャーとして使っていますその表⾯は磨きをかけてはいますが、⼈⼯的な塗装などはしていません(内部には様々な加⼯をしています)外観は⽵そのもの、⼀⾒すると、⽵のオブジェで、様々な場所に⾃然に溶け込みます⾳を出してスピーカーだとわかりますミスマッチ(新しいアイデアが⼊っている)Kaguyaの⾳響的な特徴として、⾳像定位の良さがあります2台のKaguyaでステレオ再⽣をした場合、⾳像定位(⾳の出どころのわかり易さ)が良く、その場に楽器がある様な、ボーカリストが居て歌っている様に聴こえます初めて聴く⼈の多くが「何処から⾳が出ているのかわからない」と⾔いますつまり、スピーカーから⾳が流れているのではなく、実際の演奏会場に居る様に聴こえるので、スピーカーの存在が感じられませんその本格的な⾳の良さと、外観とのギャップ(ミスマッチ)を感じられる⽅も多くいらっしゃいます⾳響特性の改善の為に、特許(第4870242号)を取得した特殊な⾳響構造を使っていますそれはシンプルなデザインをも可能にしていますアクション(誰もがほしい)Kaguyaの特徴は⾃然の⽵を使っていると⾔うことと、もう⼀つは無指向性スピーカーであると⾔うことです⼀般的なスピーカーとは違った⾃然でリアルな⾳は⾳楽好きの⽅や、プロの⾳楽家の⽅にも⾼評価をいただいていますまた、スピーカーらしくない⾃然な外観は⼥性にも好評です⾃然の⽵を使っているので、同じものはありません⼀台⼀台構造を計算しています⾃分だけのスピーカーを持っていると⾔う満⾜感がありますフォトジェニック(写真映えする)外観はユニーク、展⽰していると写真を撮って⾏く⽅が多いですシェア(思わず⼈に教えたくなる)他には無いユニークな製品です⼀度⾒て、その⾳を聴くと、多くの⼈には、今までに経験したことの無い体験ですそのことを他の⼈に話したくなりますビジョン(地域が元気になる)多くの⽵スピーカー(実際には8台、16台)を使って、地域のイベントでBGMを流すと、その全体が⾳に包まれる様な⾳響空間が実現でき、毎年、多くの⽅に楽しんでいただいていますまた、ライブ演奏のPAスピーカーとして使うと、新しい⾳場創造ができると意欲的なアーティストの⽅のツールとして使っていただいています


参考サイト