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2018年度

「政策奨励賞」

政策奈須崇
大阪府門真市

概要

【奈須 崇】1973年12⽉⽣まれ。江⼾川乱歩以来となる約50年ぶりに誕⽣した⾨真市ゆかりの⼩説家であり、他にも映画監督、脚本家、講師等、その活動は多岐にわたる。また、⽇本の⼩劇場界で活躍する喜劇俳優として韓国放送公社テレビ番組やNHKなどに出演。中之島演劇祭や東京国際舞台芸術フェスティバル、精華演劇祭や韓国釜⼭演劇祭など⽇本国内のみならず数々の演劇祭に招致される。43万1千⼈が来場した若狭路博2003ではメイン会場に建てられた⽂部科学省のパビリオンでメインアクターを務めた。2010年、⼤阪市内から⾨真市に居を移すと同時に「⾨真市ひえ島荘園⾃治会⻑」、「⾨真市防犯協議会ひえ島荘園⽀部⻑」に就任。2016年、「特定⾮営利活動法⼈ ⾨真フィルムコミッション」を設⽴。現在理事は20名で、作曲家、映像作家、劇作家、俳優、カメラマン、イラストレーター、書道家、セラピスト等、多彩な顔ぶれが揃っている。同年より市⺠向けのワークショップ「8回の受講で映画をつくるワークショップオーディション」を実施、全編オール⾨真ロケの映画を作成する等、映画の⼒による地域振興を⽬指す。2016年からは「関前諸島岡村島映画祭」を開催。瀬⼾内海に浮かぶ⼈⼝300⼈の、7割以上が70歳以上という超⾼齢化の島に、第2回の2017年には島外から約150⼈の来場者があった。また映画祭の⽬⽟企画として、島⺠達が出演する映画を制作。地元の⾼齢者からは良い冥途の⼟産ができたと絶賛のうちに閉幕。2018年より「⾨真国際映画祭」を開催。⻑年の様々な活動の中で培ってきた知⾒と⼈脈をフルに⽣かした運営により、最終⽇の授賞式では⽴⾒が出て、会場に⼊りきれない⼈が扉の外に溢れるほどの⼤盛況となった。

PRポイント

特定⾮営利活動法⼈ ⾨真フィルムコミッション(理事⻑:奈須 崇)では、映像の持つ⼒で地域の魅⼒を国の内外を問わず広く知っていただくことを⽬的に、「⾨真国際映画祭」を運営しております。映画とダンス映像と舞台映像のコンペを同時に実施する映画祭は世界初で、それを⾏政ではなく市⺠団体が助成⾦などに頼ることなく主催しているところに⼤きな特⾊があります。⾨真国際映画祭運営事務局代表でもある奈須崇は、理事、顧問、市⺠ボランティアと協働し、観光資源に乏しい⾨真市における観光誘致という課題に取り組みました。2016年より海外アーティストの招致事業を開始するなど、その活動は多岐にわたります。基幹事業でもある⾨真国際映画祭は、レッドカーペットを敷いた授賞式会場で、⽶国アカデミー賞のように紹介VTRの上映後に受賞者を発表するスタイルで表彰を⾏います。授賞式の進⾏およびプレゼンターも奈須崇が担当、「昔取った杵柄」をここでも発揮し好評を得ることができました。祝福に包まれてレッドカーペットを歩く映画監督達の姿を⾒た⼦供達の⼼に何かが芽⽣え、その芽⽣えた何かが発芽すれば、次代を創る映画監督が⽣まれるのだと考えます。未来。⾨真国際映画祭から、世界に名前が轟くような名監督が誕⽣するかも知れません。それこそが、映画館のない⾨真市で国際映画祭を発⾜させた⼀番の理由で、活動の根幹です。⾨真国際映画祭はインドネシア共和国にあるバリ⽇本⽂化交流協会より「⺠間での国際映画祭主催が世界的にみても稀有」であることが評価され、⾨真フィルムコミッションが⽂化栄誉賞を受賞。またそれらの功績が認められ奈須崇が⽂化功労賞を受賞しました。⾨真国際映画祭主催:特定⾮営利活動法⼈ ⾨真フィルムコミッション特別協賛:アドビシステムズ株式会社・株式会社ジェイコムウエスト北河内局・株式会社ネクステージ提携: New York Japan CineFest協⼒: ⼤阪国際⼤学後援:⼤阪府・⾨真市・⾨真市教育委員会