トップに
戻る

2018年度

「地方創生賞(ヒト部門)」

ヒト完全養殖に取り組む鰻師〜加藤尚武〜
⿅児島県志布志市

概要

⿅児島の名⽔に数えられた湧⽔をふんだんに使⽤して、鰻の養殖を⾏なっています。通常の養鰻では、⽣育の過程で抗⽣物質を投与し、鰻の発病を抑えています。弊社では、⼭からの綺麗でミネラル豊富な湧⽔を活⽤し、⼀切の薬品を使⽤せずに成⿂まで育て上げます。この過程では、何度か池上げし鰻の成⻑を確かめ、⽔温や⽔の状態を絶えずチェックします。その為には、養殖池の側に住み込み、絶え間ない努⼒を惜しみません。この養鰻を修得した社員を我々は鰻師と我々は呼んでいます。現在、⽔産庁と協⼒し、完全養殖の取組にも挑んでいます。すでに孵化した稚⿂が弊社の池で育っています。この個体が成⿂となり、産卵し稚⿂が育った暁には、完全養殖の道が開かれます。鰻の減少が叫ばれ、保護に向けて動く中、⽇本の⾷⽂化を守る為に努⼒お惜しみません。

PRポイント

養殖のサーモンや⿂を飼育する過程での投薬が社会問題となっています。弊社は美味しく、健康な鰻を消費者に届けるべく、完全無投薬での養鰻に拘っています。この養鰻技術で育てた鰻を「オーガニック鰻」と命名して、出荷しています。もちろん、美味しく召し上がって頂く為に、社員が1匹づつ捌き、焼き⼯程に拘り、タレも独⾃でブレンドして拘っています。地元フンドーキン醤油に依頼し、⽩醤油を鰻に合わせてブレンドしたタレを使い、⽩醤油焼きと⾔う商品も開発しました。弊社、鰻師が⼭中の池の横に住み込んで、薬を使わずに健康管理をし育て上げた「オーガニック鰻」ぜひ、鰻師の努⼒と今後の完全養殖に向けた取組を御評価賜われたらと思います。